Yuko Nagai
金の鳥
更新日:2019年8月12日
『人は誰でも生まれてきたからには、何か役割を持って生まれてきているのだよ。』
「いや、そんな風にはとても思えない。自分なんて取るに足りない人間、居てもいなくてもいい存在だ。」
『確かに、そんな気持ちになったことが誰でも一度はあるだろう。しかし、それは本当に正しいかい? では、この自然界の中に無駄なものはあると思うかい?』
「うーん、ない…。」
『そうだね。自然はいつも完璧だ。そして人間もこの自然界の一部だよね。自然界の一部である人間に、無駄な人間などいるだろうか?』
「人間もこの自然界の一部…。」
『この自然界に生まれてきたということは、必ず意味があるのだよ。一人残らず何か役割を持っているのだよ。』
「役割…。」
『そう。その役割に気付き、そのために考えたこと、行動したことは、もし今すぐに気付いてもらえなかったとしても、きっと未来の誰かに、未来の何かに繋がる。消えることはないのだよ。
(だから、たとえ死ぬ瞬間まで気付いてもらえなくとも、迷わずそのまま逝きなさい…。)』
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「金の鳥」
作詞・作曲/永井優子
編曲/Cross-section
しずむ体 起こして
仰ぎ見れば空からは
見たこともない花道
遠く銀河へ続くよ
星さえ七色になる
君の足元照らすよ
一度も振り返らずに
そのまま歩きなさい
君が残した足跡
誰がかき消すものか
例え嵐が起きても
そこに群がる金の鳥
星さえ七色になる
君の足元照らすよ
一度も振り返らずに
そのまま歩きなさい
君が残した足跡
誰がかき消すものか
例え嵐が起きても
そこに群がる金の鳥
そこに群がる金の鳥
そこに群がる金の鳥

#Cross-section